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ニック・ウォーカーの食事は1日5,760kcal オリンピア17日前に炭水化物950g

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 5分
鶏むね肉のグリルとご飯、サラダの盛り合わせ
SUMMARY|この記事の要約

ニック・ウォーカー(Nick Walker)がオリンピア2026の17日前に公開した「高炭水化物日」の食事は、1日5,760kcal・炭水化物950g・たんぱく質327g・脂質77gだった。材料は鶏肉、米、バナナ、ピーナッツバターなどに絞られ、脚のトレーニングに合わせて炭水化物を大きく増やしている。

米国のボディビルダー、ニック・ウォーカー(Nick Walker)が、オリンピア2026の17日前に食べた「高炭水化物日」の食事は1日5,760kcal、炭水化物は950gに達した。本人が2026年9月7日、公式YouTubeチャンネルで1日の食事をすべて公開した。脚のトレーニングに合わせて炭水化物を大きく増やした日で、500gの寿司飯を1食で食べる場面もある。

動画:ニック・ウォーカー公式YouTubeチャンネル「Nick Walker | High Day Full Day of Eating」

1日5,760kcalの内訳は?

動画で示された1日の合計は次のとおりである。エネルギー比は、各栄養素のg数から編集部が計算した目安(たんぱく質・炭水化物は1gあたり4kcal、脂質は9kcal)で、表示上の合計とは端数の関係で一致しない。

項目 1日の量 エネルギー比の目安
エネルギー 5,760kcal ―
炭水化物 950g 約66%
たんぱく質 327g 約23%
脂質 77g 約12%

脂質は77gと低めに抑え、エネルギーの約3分の2を炭水化物でまかなう構成である。

何を食べている?6食の中身

食材は驚くほど少ない。報道によると、6回の食事の中心は鶏肉と米で、そこにバナナ、ピーナッツバター、塩、シナモンを組み合わせている。

  • 1食目・2食目(トレーニング前):クリーム・オブ・ライス(米のシリアル)、鶏肉、バナナ、ピーナッツバター
  • 3食目(トレーニング後):寿司飯500g、鶏肉、バナナ
  • 4食目:クリーム・オブ・ライス、鶏肉、ピーナッツバター
  • 5食目:鶏肉、米、バナナ、ピーナッツバター
  • 6食目:寿司飯、鶏肉、ピーナッツバター、野菜

ウォーカーは1食目について「オフの日と同じ食事」と説明し、トレーニング後の寿司飯については「大会準備の中で食べた米としては、おそらくキャリアで最も多い量」と語っている。消化しやすく中身を管理しやすい食材に絞るのは、大会直前の選手に多いやり方である。

なぜ炭水化物をここまで増やすのか?

ウォーカーはこの日を脚のトレーニングに合わせた「高炭水化物日(ハイデー)」と位置づけている。大会前の減量では摂取エネルギーを絞り続けるため、トレーニング量が多い日に炭水化物を増やし、練習の質や筋肉の張りを保とうとする選手は多い。ただし、これはトップ選手個人の方法であり、この量が誰にとっても最適であることを示すものではない。

ウォーカーの近年の成績は?

大会 部門 順位
2025年ミスター・オリンピア オープン 6位
2026年アーノルド・クラシック オープン 2位
2026年タンパ・プロ オープン 優勝

2026年のアーノルド・クラシックではアンドリュー・ジャックド(Andrew Jacked)に次ぐ2位で、タンパ・プロ優勝によりオリンピアの出場資格を得た。オリンピア2026は米ラスベガスで9月24〜27日(現地時間)に開かれており、本記事の公開時点でオープン部門の結果は出ていない。大会前の名選手の助言はジェイ・カトラーがウォーカーに送った言葉、出場選手の顔ぶれはオープン部門の展望記事で紹介している。

よくある質問

ニック・ウォーカーは1日に何kcal食べている?

オリンピア2026の17日前に公開した高炭水化物日の食事は5,760kcalだった。すべての日がこの量というわけではなく、脚トレに合わせて炭水化物を増やした日の数字である。

炭水化物950gは一般の人にも参考になる?

そのまま真似する量ではない。体格も練習量もトップ選手とは大きく異なるため、量ではなく「練習が多い日に炭水化物を増やす」という考え方を参考にするのが現実的である。

ウォーカーのオリンピア2026の結果は?

本記事の公開時点では、オープン部門の結果はまだ出ていない。大会は9月24〜27日(現地時間)に開催されている。

KINNIKU TIMESの視点

5,760kcalという数字に目を奪われがちだが、学ぶべきは食材の単純さと、練習内容に合わせて炭水化物を上下させる設計である。筋肉を増やすうえで炭水化物を増やすほど有利とは言い切れないことは、11試験のメタ分析でも示されている。一般のトレーニーは、まず体重1kgあたりのたんぱく質量を確保し、脚トレのように消耗の大きい日の前後に主食を少し増やす、といった小さな調整から試すとよい。


出典:Nick Walker公式YouTube「Nick Walker | High Day Full Day of Eating」/Fitness Volt(2026年9月7日)/Kulturistika(2026年9月7日)/Wikipedia「2025 Mr. Olympia」/Fitness Volt「2026 Tampa Pro Results」/Fitness Volt「2026アーノルド・クラシック2位」