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フランク・ゼイン「ポーズ練習は毎日5分」 84歳のオリンピア3連覇王者が勧める理由

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 5分
鏡とトレッドミルのあるジム
SUMMARY|この記事の要約

ミスター・オリンピアを1977〜1979年に3連覇した84歳のフランク・ゼインが、大会に出ない人でも「1日5分のポーズ練習」を続けるよう呼びかけた。姿勢や自信、筋肉への意識が高まり、進歩や左右差に気づきやすくなるという。

ミスター・オリンピアを3連覇した伝説のボディビルダー、フランク・ゼイン(Frank Zane)が「ポーズ練習を毎日5分」行うよう呼びかけた。84歳のゼインは2026年9月14日、自身のInstagram(@therealfrankzane)に投稿し、大会に出るかどうかに関係なく、日々のポージングが姿勢や自信、筋肉への意識を高めると勧めた。米フィットネスメディア「Fitness Volt」が9月15日に報じた。

フランク・ゼインは何を語ったのか

ゼインは投稿で、毎日のポージングを「自分の体とのつながりを強め、時間をかけて筋肉のメリハリ(ディフィニション)を見たい人すべてのためのもの」と表現した。1日数分でも、姿勢や自信、筋肉への意識、日常の立ち居振る舞いが良くなるという。

さらに「意図を持ってポーズを取ると、さまざまな筋肉を働かせ、コントロールする方法が身につく」と述べ、自分の進歩や左右のバランス、改善したい部位に気づきやすくなることで、トレーニングや食事への意欲も高まると説明した。

やり方はシンプルだ。ゼインは「背筋を伸ばして立ち、呼吸し、意図を持って力を入れる」ことを挙げ、「大会に出る必要はない。必要なのは継続と自信だ」と強調。最後に「今日5分だけ時間を取り、いくつかポーズを取って、感じたことに目を向けよう」と締めくくった。

「ポーズ練習5分」のポイントを整理

項目 ゼインの呼びかけ
時間 1日5分
対象 大会に出ない人も含め、体づくりをするすべての人
やり方 背筋を伸ばす、呼吸する、意図を持って力を入れる
期待する効果 姿勢・自信・筋肉への意識の向上、進歩や左右差の確認

フランク・ゼインとは? シュワルツェネッガーに勝った「美の象徴」

ゼインは1942年6月28日、米ペンシルベニア州キングストン生まれ。1977年から1979年までミスター・オリンピアを3連覇した。身長は約175cmで、競技時の体重は約86kg(190ポンド)未満と、当時の王者としては小柄だったが、均整の取れたプロポーションと極めて細いウエストで知られる。アーノルド・シュワルツェネッガー(Arnold Schwarzenegger)に競技で勝った数少ない選手の一人でもある。

大学で理系の学位を取得し、フロリダ州とカリフォルニア州で13年間、数学と化学の教師を務めた異色の経歴を持ち、のちに心理学の修士号も取得した。1983年のオリンピアを最後に競技から退いた。2003年にはアーノルド・クラシックで生涯功労賞を受けている。

動画:Frank Zane公式YouTubeチャンネル「Frank Zane Receives Arnold Classic Lifetime Achievement Award (2003)」

ポージングは筋トレに役立つ? 研究との関係

ボディビルでは、審査で求められる規定ポーズを何度も練習すること自体が準備の一部とされる(関連記事:規定ポーズ8種と採点の仕組み)。一方、「毎日ポーズを取ると筋肉が大きくなる」ことを直接確かめた研究は見当たらず、ゼインの呼びかけも筋肥大ではなく、意識や姿勢、自己チェックの習慣に重きを置いている。

関連する知見として、トレーニング中に鍛えている筋肉へ意識を向けると、力こぶの筋厚の伸びが大きかったとする比較試験がある(関連記事:「効いている筋肉を意識」で力こぶの筋厚が約2倍の伸び)。ポーズ練習は、こうした「狙った筋肉に力を入れる感覚」を養う場として取り入れやすい。

よくある質問

フランク・ゼインが勧めるポーズ練習の時間は?

1日5分である。いくつかポーズを取り、感じたことに意識を向けるよう勧めている。

大会に出ない人もポーズ練習をする意味はありますか?

ゼインは「大会に出る必要はない」とし、姿勢や自信、筋肉への意識を高める習慣として誰にでも勧めている。

フランク・ゼインのオリンピア優勝は何回ですか?

1977年から1979年まで3連覇しており、優勝は3回である。

KINNIKU TIMESの視点

鏡の前で5分ポーズを取るだけなら、器具も費用もいらない。トレーニング後に胸や背中、脚にしっかり力を入れて左右差や弱点を確認すれば、次のメニューで何を優先すべきかが見えてくる。スマートフォンで同じ角度・同じ照明の写真を週1回撮っておけば、体重計の数字だけでは分からない変化も追える。84歳の今もトレーニングを続けるゼインの言葉は、「見る・感じる・続ける」という体づくりの基本を改めて思い出させてくれる。


出典:Fitness Volt「Frank Zane Explains Why Bodybuilders Should Pose Every Day」(2026年9月15日)Wikipedia「Frank Zane」Frank Zane公式サイト「Videos」