2025年オリンピア全部門の結果まとめ ランスフォード王座奪還、ディーノがブラジル男子初の戴冠
2025年10月にラスベガスで開かれたミスター・オリンピアは、デレク・ランスフォードが2度目の王座に就いた。2026年大会の開幕を前に、主要部門の結果を振り返る。
2025年のミスター・オリンピアは、オープン部門でデレク・ランスフォード(Derek Lunsford)が2年ぶりに王座を奪還し、クラシックフィジークではラモン・ディーノ(Ramon Dino)が初優勝を果たした。大会は2025年10月、米ネバダ州のリゾーツ・ワールド・ラスベガスで開催された。2026年大会(9月24〜27日、ラスベガス)を目前に控え、各部門の結果を整理しておきたい。
オープン:ランスフォードが優勝賞金60万ドルを獲得
最高峰のオープン部門は、ランスフォードが制した。2023年に初優勝した後、2024年は3位に後退していたが、ここで再び頂点に返り咲いた。優勝賞金は60万ドルである。2位は2022年王者のハディ・チューパン(Hadi Choopan)、3位はアンドリュー・ジャックド(Andrew Jacked)、4位は前年王者のサムソン・ダウダ(Samson Dauda)、5位はマーティン・フィッツウォーター(Martin Fitzwater)だった。
| 順位 | 選手 |
|---|---|
| 1位 | デレク・ランスフォード |
| 2位 | ハディ・チューパン |
| 3位 | アンドリュー・ジャックド |
| 4位 | サムソン・ダウダ |
| 5位 | マーティン・フィッツウォーター |
クラシックフィジークと212:新王者と絶対王者
クラシックフィジークは、6連覇を達成したクリス・バムステッド(Chris Bumstead)が去った後の最初の大会だった。頂点に立ったのはブラジルのラモン・ディーノである。2022年、2023年と2位に甘んじてきた実力者が、ついに栄冠をつかんだ。ブラジル人男性として初めてのオリンピア王者とされる。2位はマイク・ソマーフェルド(Mike Sommerfeld)、3位はテレンス・ラフィン(Terrence Ruffin)だった。優勝賞金は10万ドル。
212級は、キオン・ピアソン(Keone Pearson)が3連覇を達成した。2位はショーン・クラリダ(Shaun Clarida)、3位はルーカス・ガルシア(Lucas Garcia)である。
メンズフィジークはテリーが3連覇
メンズフィジークでは、英国のライアン・テリー(Ryan Terry)が2023年から続く連覇を3に伸ばした。2位はアリ・ビラル(Ali Bilal)、3位は3度の優勝経験を持つブランドン・ヘンドリクソン(Brandon Hendrickson)だった。
女子部門の主な結果
女子ボディビルのミズ・オリンピアはアンドレア・ショー(Andrea Shaw)が制した。ビキニはフィリピンのモーリーン・ブランキスコ(Maureen Blanquisco)が2022年以来2度目の優勝を果たし、前年女王のローラリー・シャパドス(Lauralie Chapados)は6位にとどまった。フィギュアはリア・ゲイル(Rhea Gayle)、フィットネスはミシェル・フレドゥア=メンサー(Michelle Fredua-Mensah)、ウィメンズフィジークはナタリア・アブラハム・コエーリョ(Natalia Abraham Coelho)、ウェルネスはエドゥアルダ・ベゼーハ(Eduarda Bezerra)がそれぞれ頂点に立った。
KINNIKU TIMESの視点
2025年大会を象徴するのは「王者の入れ替わり」と「王者の定着」の両面である。オープンでは2022年以降、毎年のように王者が変わっており、ランスフォードの防衛がかかる2026年も混戦が予想される。一方、212級のピアソンとメンズフィジークのテリーは3連覇で盤石の地位を築いた。クラシックフィジークはバムステッド後の新時代に入り、ディーノが「追われる立場」でどう戦うかが焦点となる。2026年大会は、これらの構図が続くのか、崩れるのかを見極める舞台になるだろう。
出典:Fitness Volt「2025 Mr. Olympia Results & Prize Money」/Wikipedia「2025 Mr. Olympia」/Wikipedia「Ramon Dino」/Fitness Volt「2025 Olympia Bikini Results」