【31人・10日間の試験】クレアチンマグネシウムキレートとは?違いと根拠を整理
クレアチンマグネシウムキレートは、クレアチンをマグネシウムと結合させた形です。31人・10日間の試験では、通常のクレアチンと同等で、優位性は示されていません。違いと選び方を整理しました。
監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。
クレアチンマグネシウムキレートという名前を見て、普通のクレアチンとの違いを知りたい方は多いです。
この記事では、クレアチンマグネシウムキレートとは何かを、2つの試験と系統的レビューで整理します。(2026年10月確認)
クレアチンマグネシウムキレートとは、マグネシウムと結合させた形です。31人・10日間の試験では、通常のクレアチンと同等でした。
- 2.5gずつ10日間の試験では、通常のクレアチンと筋トレ成績が同等でした。
- 35人の2週間の試験は、モノハイドレートと比べておらず、優位性は分かりません。
- 17試験の系統的レビューは、別の形で一貫した成績向上は見られないとしています。
- 選ぶなら、研究が最も多いモノハイドレートを軸に、1gあたりの価格で比べるのが目安です。
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この記事でわかること
- クレアチンマグネシウムキレートとは何か
- 31人・10日間の試験で分かったこと
- 35人の試験とレビューが示すこと
- 選ぶときの考え方と価格の見方
クレアチンマグネシウムキレートとは何か
クレアチンマグネシウムキレートは、クレアチンをマグネシウムと結合させた形です。「Mg-クレアチンキレート」とも書かれます。
もとの成分はクレアチンで、働く場所は同じ筋肉です。違いは、結合した形と、研究の量にあります。
| 項目 | モノハイドレート | Mgキレート |
|---|---|---|
| 結合した成分 | 水を含む形 | マグネシウム |
| 研究の量 | 最も多い | 少ない |
| レビューの見方 | 最も研究された形 | 成績向上は一貫せず |
※研究の量とレビューの見方は、2022年の系統的レビューにもとづく編集部の整理です。
基本の形は、クレアチン・モノハイドレートとは?意味・他の種類との違いと最も研究されている理由で説明しています。
マグネシウムの話は、クレアチンとビタミンD・マグネシウムなど骨・筋肉系サプリとの組み合わせ方も参考になります。
31人・10日間の試験で分かったこと
最もよく引かれる試験は、Selsbyらの2004年の報告です。二重盲検で、筋トレをしている男性31人が対象でした。
| 群 | 1日量 | 期間 |
|---|---|---|
| プラセボ | — | 10日間 |
| 通常のクレアチン | 2.5g | 10日間 |
| Mgキレート | 2.5g | 10日間 |
※Selsby et al., J Strength Cond Res 2004。プラセボはマルチデキストランです。
結果は、キレートの優位性が出なかった
- ベンチプレス1RM:3群で変化は同程度だった。
- 1RMの70%の負荷で、疲れるまでの仕事量:2つのクレアチン群がプラセボより有意に増えた。
- 通常のクレアチンとキレートの差:どちらの項目でも、ほぼなかった。
著者は、2.5gの少量でも10日間で成績が上がり得ると考察しています。ただし、キレートが通常のクレアチンより優れる結果ではありません。
運動成績の読み方は、クレアチンの効果として報告されているものを整理するでも確認できます。
35人の試験とレビューが示すこと
もう1つの試験は、Brillaらの2003年の報告です。35人を、プラセボ、酸化マグネシウム+クレアチン、キレートの3群に分けました。
2週間、マグネシウム800mgとクレアチン5gを毎日取っています。この試験に、モノハイドレートだけの群はありません。
| 項目 | キレート群 |
|---|---|
| 体重の変化 | +0.4kg(有意差なし) |
| 細胞内の水分 | 26.29L→28.01L |
| 膝のピークトルク | 124.5→135.8Nm |
※Brilla et al., Metabolism 2003。トルクはプラセボ群では有意な変化がありませんでした。
著者は、細胞内の水分の増加が筋肉内のクレアチン増加を反映する可能性を述べています。これは試験で直接確かめた結果ではなく、著者の仮説です。
別の形を整理した2022年の系統的レビューは、17のランダム化試験を対象にしています。
結論は、別の形でプラセボと比べて一貫した成績向上は見られないというものです。別の形をモノハイドレートと直接比べた試験は、3本だけでした。
選ぶときの考え方と、1gあたりの価格の見方
根拠の厚さで選ぶなら、モノハイドレートが基準です。キレートは、研究の少なさを知った上での選択肢になります。
| こんな人 | 目安 |
|---|---|
| 初めて飲む人 | モノハイドレートを軸にする |
| キレートが気になる人 | 研究が少ない点を知って選ぶ |
| マグネシウムの薬を使う人 | 先に医師・薬剤師へ相談 |
※選び分けは、編集部の案です。体質への合い方は個人差があります。
価格は「1gあたり」で比べる
式は、価格÷クレアチンの量(g)です。たとえば仮に、800円で200gなら1gあたり4円です。
キレートは、1回量にマグネシウムも含むため、クレアチンの量が少ない商品もあります。表示の量を確かめてください。
最新の価格は、筋トレ最安ナビ(クレアチン最安値ランキング)で比べられます。プロテインは、プロテイン最安値ランキングが使えます。
腎臓の病気がある方、マグネシウムを含む薬を使う方は、先に医師・薬剤師へ。妊娠中・授乳中の方、18歳未満の方も、飲む前に相談してください。
よくある質問
クレアチンマグネシウムキレートは、通常のクレアチンより効果が高いですか?
31人・10日間の試験では、通常のクレアチンと同程度でした。系統的レビューも、別の形で一貫した成績向上は見られないとしています。
マグネシウムが入っているので、こむら返りに役立ちますか?
今回確認した範囲では、こむら返りを調べた試験は見つかっていません。役立つかは分かっていません。足がつる悩みは、医師に相談してください。
量は、通常のクレアチンと同じでいいですか?
試験では、2.5gと5gの2通りが使われました。商品ごとにクレアチンの量が違うため、表示を確かめて選んでください。
初めて飲むなら、どちらがいいですか?
研究が最も多いのはモノハイドレートです。まずそれを軸に、1gあたりの価格と原材料表示を比べるのが目安です。
まとめ
クレアチンマグネシウムキレートは、マグネシウムと結合させた形です。31人・10日間の試験では、通常のクレアチンと同等で、優位性は示されていません。
選ぶときは、研究の厚いモノハイドレートを軸に、1gあたりの価格で比べるのが目安です。持病や服薬がある方は、飲む前に医師・薬剤師に相談してください。
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FITPEAK内のページです。表示は確認時点の価格です(2026年10月)
FITPEAKの商品
ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。運動成績を高めることをうたうものではありません。
FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。
外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。
出典
2026年10月に開いて確認しました。
- Selsby JT, et al. Mg2+-creatine chelate and a low-dose creatine supplementation regimen improve exercise performance. J Strength Cond Res. 2004
- Brilla LR, et al. Magnesium-creatine supplementation effects on body water. Metabolism. 2003
- Fazio C, et al. Efficacy of Alternative Forms of Creatine Supplementation on Improving Performance and Body Composition in Healthy Subjects: A Systematic Review. J Strength Cond Res. 2022
- FITPEAK クレアショット 公式商品ページ
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