【EUが認めた2つの表示】クレアチンのEFSAの評価とは?1日3gの条件と日本との違い
EUでは、クレアチンについて、運動パフォーマンスと筋力に関する2つの健康表示が規則で認められています。どちらも1日3gの条件つきで、日本の商品にそのまま使えるものではありません。
監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。
クレアチンは、欧州食品安全機関(EFSA)の評価を経て、EUで健康表示が認められていると聞くことがあります。
この記事では、EU規則の記載をもとに、認められた2つの表示の中身と条件、日本との違いを整理します。(2026年10月確認)
EUでは、クレアチンについて、運動と筋力に関する2つの表示が、1日3gの条件つきで認められています。
- 1つ目は、高強度の運動の連続で、運動のパフォーマンスを高める表示です(規則432/2012)。
- 2つ目は、55歳超の筋力トレーニングで、筋力への効果を高める表示です(規則2017/672)。
- どちらも、食品が1日3gのクレアチンを含むことが条件です。
- EUの表示は、EUの規則に基づくものです。日本の商品の表示には使えません。
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この記事でわかること
- EUで認められた2つの表示
- 条件の中身:1日3gと、対象・運動
- 日本の制度との違い
- 読むときの注意と、確認できなかったこと
EUで認められた2つの表示
EUでは、食品に使える健康表示が、規則の一覧で決まっています。クレアチンには、2つの表示があります。
| 規則 | 表示の内容 | 根拠 |
|---|---|---|
| 432/2012(2012年5月16日) | 高強度の運動の連続で、運動のパフォーマンスを高める | EFSA Journal 2011;9(7):2303 |
| 2017/672(2017年4月7日) | 毎日のクレアチンが、55歳超の筋トレの筋力への効果を高める | EFSA Journal 2016;14(2):4400 |
※表示の内容は、規則の英文を要約しました。根拠の欄は、規則に引用されているEFSAの意見書の番号です。
規則2017/672は、EFSAの2016年の意見書を引用しています。意見書は、クレアチンと筋トレの組み合わせと、筋力の向上に因果関係があると結論しました。
クレアチンの研究全体の見解は、ISSNのクレアチン見解を日本語で整理:9つの結論と読み方で整理しています。
条件の中身:1日3gと、対象者・運動
どちらの表示も、条件を満たす食品だけが使えます。
| 条件 | 432/2012 | 2017/672 |
|---|---|---|
| クレアチンの量 | 食品が1日3gを含む | 1日3g |
| 対象 | 高強度運動をする成人向けの食品 | 筋トレを続ける55歳超 |
| 運動 | 高強度運動 | 週3回以上、数週間 |
※2017/672の筋トレの強度は、1回だけ挙げられる重さの65〜75%と記されています。
1日3gは、ISSNの見解にある維持量(1日3〜5g)の下限と同じ量です。
2つ目の表示は、運動をしている人に限る条件があります。運動をしない人にも当てはまる、という意味ではありません。
55歳以上の研究については、高齢者のクレアチン長期研究の読み方と、運動併用の違いで整理しています。
年代別の考え方は、50代はクレアチンを飲んでいい?筋トレとの組み合わせと注意も参考になります。
日本の制度との違い
EUの表示は、EUの規則に基づく決まりです。日本で売る食品の表示は、日本の制度に従います。
| 項目 | EU | 日本 |
|---|---|---|
| 表示の決まり方 | 規則の一覧で認める | 制度ごとに許可・届出など |
| クレアチンの表示 | 条件つきで2つ認める | 制度に当たる場合のみ |
※日本は、消費者庁の制度説明にもとづきます。個別の商品は、制度の表示を確かめてください。
日本では、保健機能食品以外の食品の効果や機能の表示を、食品表示基準の第9条が認めていません。
機能性表示食品のしくみは、消費者庁の制度のページで確かめられます。届出制で、国は審査しません。
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読むときの注意と、確認できなかったこと
EUの認可は、条件つきで表示を認めるものです。飲めば誰でも同じ効果が出る、という意味ではありません。
今回確認できなかったこと
- EFSAの意見書の原文は、今回開けませんでした。表示の根拠は、規則に引用された記載で確認しました。
- 規則の本文は、legislation.gov.ukに掲載された英文を読みました。EUの最新の登録簿は、別に確かめてください。
- 意見書の中で、評価の対象になった研究の数や詳しい内容は、確認していません。
持病や服薬がある方、妊娠中・授乳中の方、18歳未満の方は、飲む前に医師・薬剤師に相談してください。
よくある質問
EFSAは、クレアチンの効果を認めたのですか?
EU規則が引用するEFSAの意見書により、クレアチンについて2つの健康表示が、条件つきで認められています。条件は、1日3gの摂取などです。
EUの表示は、日本の商品にも使えますか?
使えません。EUの表示は、EUの規則にもとづきます。日本では、日本の制度に従って表示します。
1日3gを飲めば、表示どおりになりますか?
表示は、条件つきの決まりです。3gを飲めば誰でも同じ結果になるという意味ではありません。運動の条件や対象者も、あわせて確かめてください。
55歳より若い人には、2つ目の表示は当てはまりませんか?
2つ目の表示は、55歳超で筋トレを続ける人向けに認められています。若い人向けの表示は、この規則にはありません。
まとめ
EUでは、クレアチンについて、運動パフォーマンスと筋力に関する2つの健康表示が、1日3gの条件つきで認められています。
EUの表示は、日本の商品にそのまま使えません。意見書の原文は今回開けなかったため、規則の記載で確認した内容です。持病や服薬がある方は、医師・薬剤師に相談してください。
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FITPEAKの商品
ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。EUの表示を使うものではなく、効果をうたうものでもありません。
FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。
外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。
出典
2026年10月に開いて確認しました。
- Commission Implementing Regulation (EU) 2017/672(legislation.gov.ukの掲載)
- Commission Regulation (EU) No 432/2012(legislation.gov.ukの掲載)
- 消費者庁「栄養機能食品について」(食品表示基準第9条の記載)
- Kreider RB, et al. International Society of Sports Nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation in exercise, sport, and medicine. J Int Soc Sports Nutr. 2017
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