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【研究は限定的】トラック自転車でクレアチンは役立つ?スプリントの試験と限界

公開 ・ クレアチンナビ編集部 ・ 読了目安 9分
トラック自転車とクレアチンについて、スプリントの試験、追い抜き、ロードとの違いの3点で示した図解
SUMMARY|この記事の要約

自転車での全力スプリントの繰り返しでは、クレアチンでパワーが上がった試験があります。ただしトラック競技の選手を対象にした試験は確認できず、結論は限定的です。研究の中身を整理しました。

監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。

トラック自転車のスプリントや追い抜きの選手が、クレアチンを飲むべきか迷うことがあります。

この記事では、トラック自転車とクレアチンについて、自転車の試験の結果と限界を整理します。(2026年10月確認)

先に結論:トラック自転車は、クレアチンが得意な短時間の全力運動に近い種目ですが、選手を対象にした研究は確認できません。

  • 自転車のスプリントの繰り返しで、パワーが上がった試験が2つあります。
  • ISSNは、追い抜き(パーシュート)を、効果が期待される例に挙げています。
  • 持久的な走行(タイムトライアル)では、全体の記録に差が出なかった試験があります。
  • トラック競技の選手を対象にした試験は、今回の調査では確認できませんでした。

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自転車の試験で、差が出た運動と出なかった運動差が出た報告・15秒の全力スプリントを繰り返す・5回のスプリントの平均パワー・長い走行の最後のスプリント差が出なかった報告・長いタイムトライアル全体・有酸素の能力・プロ選手の6日間の合宿
図解:FITPEAK編集部作成(本文の出典をもとに要約)

この記事でわかること

  • トラック自転車が、クレアチンの得意な運動に近い理由
  • 自転車のスプリント試験で分かっていること
  • ロードの持久的な試験では、差が出ていない
  • 飲む前に決めること

トラック自転車は、クレアチンの得意な運動に近い

クレアチンは、筋肉のエネルギーを素早く作り直す働きに関わります。そのため、短い時間の全力運動で研究が多い成分です。

ISSNの2017年の見解は、効果が期待される種目の例を表にしています。トラックの短距離走や、自転車のパーシュート(追い抜き)が、その中に入っています。

種目の特徴 考え方
数秒のスプリント クレアチンが関わりやすい
数分の追い抜き ISSNが例に挙げる
長時間のロード 効果は確認しにくい

※ISSN 2017年の見解の表を、編集部が種目の特徴で整理しました。効果を保証するものではありません。

また、ISSNの2023年の総説は、ほぼ一定のペースで走る追い抜きでも、ゴール前の加速が大切だと述べています。その加速は、無酸素のエネルギーを使うためです。

同じ総説は、終盤の加速が重要な短い種目として、ボート・カヤック・トラック自転車を挙げています。ただし、これは役立つ可能性の話で、確認ではありません。

自転車のスプリント試験で、分かっていること

自転車エルゴメーターを使った、全力スプリントの試験があります。対象は、トラック競技の選手ではありません。

試験 結果
男性の愛好家23人・6週間 平均パワーが約5%上昇
20人・5日+6週間 繰り返しの全力走が向上

※前者は J Int Soc Sports Nutr 2018、後者は Clin Sci 2003 です。前者はクレアチンと電解質の製品を使っています。

6週間の摂取(15秒を5回)

男性の自転車愛好家23人が、短い全力スプリントを、休みをはさんで5回行いました。クレアチンと電解質の製品を6週間とった群は、最大パワーが約4%、平均パワーが約5%上がりました。

プラセボ群には、変化がありませんでした。ただし、電解質も入った製品の結果で、クレアチンだけの効果とは言い切れません。

ローディングと維持量

20人が、最初の5日間は多めの量をとり、その後は少ない維持量を続けた試験があります。短期でも長期でも、繰り返しの全力走が向上しました。

一方で、体の酸素を使う力や、エネルギー源の使い方、持久的なタイムトライアルは変わりませんでした。体重は、筋肉量にあたる部分が増えました。

1日2gの維持量では、筋肉のクレアチン量が下がったことも、この試験で報告されています。維持の量は、クレアチンは1日何gまで?飲みすぎるとどうなる?で整理しています。

ロードの持久的な試験では、差が出ていない

長い時間を走る試験では、結果は異なります。トラック競技の考え方と混ぜないでください。

プロの育成選手(19歳前後)23人が、6日間の合宿で、1日20gのクレアチンをとった試験があります。回復・体組成・パフォーマンスの指標のどれにも、群の間の差は出ませんでした。

試験の場面 結果
6日間の合宿(23人) 差は出なかった
長いタイムトライアル 全体の記録に差なし
走行の最後のスプリント パワーが上がった報告

※合宿の試験は J Int Soc Sports Nutr 2024。長いタイムトライアルの結果は、ISSN 2023年の総説に整理されています。

ISSNの2023年の総説では、120kmの走行で、最後のスプリントのパワーが上がった試験が紹介されています。ただし、走行全体の記録は変わりませんでした。

つまり、クレアチンが関わるのは、全体のタイムではなく、短い全力の場面と考えられます。

ロードや持久的な練習との違い

ロードの整理は、有酸素運動メインの人にもクレアチンは意味がある?も参考になります。

飲む前に決めること

トラック自転車の選手に当てはまる証拠は、まだありません。飲む場合は、試して確かめる姿勢が必要です。

向く人・向かない人

  • 向く人: スプリントの繰り返しが多い練習をしている。
  • 向く人: 体重が増えても、競技の規則や調整に影響しない。
  • 向かない人: 体重の上限が厳しい競技の直前である。
  • 向かない人: 腎臓の病気や服薬があり、医師の確認がまだ。

ISSNの見解は、クレアチンで一貫して報告される副作用は、体重増加だけだとしています。体重を支えない自転車では、影響は走る競技より小さいと、2023年の総説は述べています。

体重の変わり方は、クレアチンで体重増加する?何kg増えるか・水太りとの違い・やめたらで解説しています。

MSDマニュアル家庭版は、腎機能障害の既往がある人や、腎機能に影響する薬を使っている人は避けるよう記載しています。持病や服薬がある人は、医師・薬剤師に相談してください。

競技の規定は、クレアチンはドーピング?禁止薬物かどうかと認証の見方で整理しています。

製品を比べる場合は、筋トレ最安ナビのクレアチンで、1gあたりの値段を確かめられます。

よくある質問

トラック自転車の選手に、クレアチンは効きますか?

選手を対象にした試験は、今回確認できませんでした。自転車のスプリントの繰り返しで、パワーが上がった試験はあります。役立つと言い切れる段階ではありません。

追い抜き(パーシュート)にも関係がありますか?

ISSNの見解が、効果が期待される例に挙げています。ただし、実際に追い抜きの選手で確かめた試験は、確認できませんでした。

ロードレースの選手も同じ考え方でよいですか?

プロの育成選手の合宿の試験では、差が出ませんでした。長い走行では、効果が確認しにくいと考えられます。

試すなら、いつ始めればよいですか?

大会の直前は避け、練習期に少量から始めてください。体重とパワーを記録して、数週間で見直すのがおすすめです。

まとめ

トラック自転車は、短時間の全力運動に近い種目で、クレアチンの研究と相性のよい場面があります。ただし、選手を対象にした試験は確認できませんでした。

試す場合は、練習期に少量から始め、体重とパワーを記録してください。持病や服薬がある人は、先に医師・薬剤師に相談しましょう。

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ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。自転車競技の成績を高めることをうたうものではありません。

FITPEAK クレアショットのスティック個包装の商品写真
画像:FITPEAK公式より
FITPEAK クレアショットのスティックを手に持った様子
画像:FITPEAK公式より

FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。

外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。

出典

2026年10月に開いて確認しました。

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