THE CREATINE NAVIGATOR
摂取方法・タイミング

【研究は賛否】ボート競技でクレアチンは役立つ?1000mと2000mの試験を整理

公開 ・ クレアチンナビ編集部 ・ 読了目安 9分
ボート競技とクレアチンについて、1000mの試験、2000mの試験、体重の注意の3点で示した図解
SUMMARY|この記事の要約

ボート競技では、1000mのタイムが約1%縮んだ試験がある一方、2000mや6週間の練習では差が出なかった試験もあります。結果は割れており、体重の扱いも含めて整理しました。

監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。

ボート競技の選手が、クレアチンを飲むべきか迷うことがあります。

この記事では、ボート競技とクレアチンについて、漕艇の試験の結果と体重の注意点を整理します。(2026年10月確認)

先に結論:ボート競技では、クレアチンの効果は試験によって割れており、役立つとは言い切れません。

  • 1000mの試験では、5日間の摂取でタイムが平均約2.3秒縮みました。
  • 2000mのタイムは、6週間の練習で、クレアチン群とプラセボ群に差が出ませんでした。
  • ISSNの総説は、レースの最後の区間で役立つ可能性を挙げていますが、確認はこれからです。
  • 体重の増加が、階級のある競技や調整では気になる点です。

筋トレ最安ナビで最安を比べる
FITPEAKの価格ページ(クレアチン)に移動します。価格は変わることがあります(2026年10月確認)

ボートの試験の結果は割れている良い結果の報告・1000mのタイムが約2.3秒縮んだ・乳酸閾値が上がった・全力漕ぎが約12秒長く続いた差が出なかった報告・6週間の練習後の2000mのタイム・筋トレの反復回数・練習量の上乗せ
図解:FITPEAK編集部作成(本文の出典をもとに要約)

この記事でわかること

  • 1000mの試験:タイムが縮んだ報告
  • 2000mや6週間の練習:差が出なかった報告
  • レースの最後の区間と体重の考え方
  • ボート選手が飲む前に決めること

1000mの試験では、タイムが縮んだ報告がある

ボートは、全身の筋肉を使い、数分間ほぼ全力で漕ぐ競技です。クレアチンが関わる短い全力運動と、有酸素運動の両方が必要です。

競技レベルの漕ぎ手38人が、1000mの模擬レースを行った試験があります。クレアチン群は、体重に合わせた量を5日間とりました。

群 1000mのタイム
クレアチン群 211.0→208.7秒
プラセボ群 214.0→214.1秒

※原著の抄録の数値(平均)です。クレアチン群の改善は平均2.3秒、約1%でした。プラセボ群は変化なしでした。

クレアチン群の19人のうち、16人がタイムを縮めました。体内に取り込まれた量が多い人ほど、改善が大きい傾向もありました。ただし、その関係は統計的に有意ではありませんでした。

ほかの試験の結果

エリート男子の漕ぎ手16人が、1日20gを5日間とった試験があります。乳酸閾値が上がり、全力漕ぎを続けられる時間が約12秒延びました。

最大のパワーは、群の間で差がありませんでした。人数が少なく、対象も限られる点には注意してください。

2000mや6週間の練習では、差が出なかった報告もある

ボートの正式なレースは、2000mです。この距離で調べた試験の結果は、1000mとは異なります。

22人の漕ぎ手が、6週間、漕ぎと筋トレを組み合わせた練習を行った試験です。クレアチン群は、最初の5日間に体重1kgあたり0.3gをとり、その後は維持量でした。

項目 結果
5日間のローディング 2000mなどは変化なし
6週間の練習 両群が同じように向上
筋トレの反復回数 クレアチン群が多いとは言えず

※Can J Appl Physiol 2002 の抄録をもとにした整理です。練習の効果が大きく、差が見えにくかった可能性があります。

6週間の練習で、体組成・最大酸素摂取量・2000mのタイム・筋力は、どちらの群も同じ程度に向上しました。クレアチンを足しても、練習量や成績の上乗せは見られませんでした。

つまり、練習が十分に厳しい選手では、クレアチンの差が出にくい可能性があります。1000mの結果をそのまま2000mに当てはめることはできません。

有酸素運動が中心の人の整理は、有酸素運動メインの人にもクレアチンは意味がある?で読めます。

レースの最後の区間と、体重の考え方

ISSNの2023年の総説は、この試験を詳しく見ています。差が出たのは、最後の2区間(レース後半の400m)でした。

このことから、総説は、レース終盤のスパートが重要な競技で、クレアチンが役立つ可能性があると述べています。ボートも、その例に挙げています。

見方 内容
期待される点 終盤のスパート、短い全力の繰り返し
未確認の点 2000mの終盤で同じ効果があるか
気になる点 体重の増加

※ISSN 2023年の総説をもとにした整理です。同総説は、ボートでの終盤のスパートへの効果は今後の研究課題としています。

体重の増加をどう考えるか

ISSNの見解は、クレアチンで一貫して報告される副作用は、体重増加だけだとしています。

ISSNの総説は、体重を支えない運動(自転車など)では、体重増加の悪影響が出にくいと述べています。ボートは座って漕ぐため、走る競技よりは影響が小さいと考えられます。

ただし、体重の上限がある階級では、増加が規則に関わります。所属する団体の規則を確認してください。

体重の変わり方は、クレアチンで体重増加する?何kg増えるか・水太りとの違い・やめたらで解説しています。

ボート選手が飲む前に決めること

ボートの試験は、人数が少なく、結果も割れています。飲む場合は、期待しすぎず、試して確かめる姿勢が向いています。

試すときの手順(編集部の案)

  1. 練習期に、少量(1日3〜5g)から始める。
  2. 体重・タイム・体調を、毎週記録する。
  3. 階級や大会の規則を、先に確認する。
  4. 数週間で変化がなければ、続けるか見直す。

維持量の1日3〜5gは、ISSNの見解にある目安です。ローディングは体重が急に増えやすいため、大会前の調整では慎重に考えてください。

量の決め方は、クレアチンは1日何gまで?飲みすぎるとどうなる?で整理しています。

MSDマニュアル家庭版は、腎機能障害の既往がある人や、腎機能に影響する薬を使っている人は避けるよう記載しています。持病や服薬がある人は、医師・薬剤師に相談してください。

競技大会では、規定の確認も大切です。クレアチンはドーピング?禁止薬物かどうかと認証の見方も参考にしてください。

製品を比べる場合は、筋トレ最安ナビのクレアチンで、1gあたりの値段を確かめられます。

よくある質問

ボート競技でクレアチンは役立ちますか?

1000mのタイムが縮んだ試験がありますが、6週間の練習では差が出なかった試験もあります。役立つとは言い切れません。

2000mのレースでも効果はありますか?

2000mのタイムを調べた試験では、クレアチン群とプラセボ群に差が出ませんでした。レース終盤への効果は、今後の研究課題です。

ローディングはしたほうがよいですか?

ボートの試験で、5日間の摂取を使ったものがあります。ただし、体重が急に増えやすいため、試す場合は練習期に少量から始めてください。

高校生のボート部員も飲んでよいですか?

未成年は、自己判断で始めないでください。保護者・指導者に加えて、医師に相談してからにしてください。

まとめ

ボート競技では、1000mで約1%縮んだ試験があります。一方で、2000mや6週間の練習では差が出ない試験もあり、結果は割れています。

飲むなら、練習期に少量から試し、体重とタイムを記録してください。階級や大会の規則も、先に確認しましょう。

筋トレ最安ナビで最安を比べる
FITPEAK内のページです。表示は確認時点の価格です(2026年10月)

FITPEAKの商品

ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。漕艇の成績を高めることをうたうものではありません。

FITPEAK クレアショットのスティック個包装の商品写真
画像:FITPEAK公式より
FITPEAK クレアショットのスティックを手に持った様子
画像:FITPEAK公式より

FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。

外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。

出典

2026年10月に開いて確認しました。

あわせて読む

MY FITPEAK 無料会員 最新の情報を、素早くお届け。 新しい記事、筋トレ最安ナビの価格更新、FITPEAKの新商品の案内を、いちばんはやく受け取れます。 My FITPEAK に登録する

コメント

この記事について思ったことを書けます。誤解を招くのを避けるため、誘導のある宣伝、他者への中傷、個人情報、法令に反する内容は公開しません。体調や治療に関わる判断は、必ず専門家にご相談ください。