【一斉に飲ませない】クレアチンをチームで導入するときのルール。個別評価と専門職の連携
チームで一斉にサプリメントを飲ませることは、個人差を考慮していないと日本スポーツ協会は指摘します。クレアチンを導入する前の確認の手順、未成年の条件、混入への備えを、公的な資料から整理しました。
監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。
チームでクレアチンを導入したいと考える指導者や、保護者会の役員の方がいます。しかし、全員に同じように飲ませてよいのかは、迷うところです。
この記事では、日本スポーツ協会の調査と国際スポーツ栄養学会(ISSN)の見解から、導入のルールを整理します。(2026年10月確認)
クレアチンをチームで導入するなら、一斉に飲ませず、選手ごとの食事を確かめて、本人の判断で決めます。
- 日本スポーツ協会は、チームで一斉にサプリメントを摂取させることを、個人差を考慮していないと指摘しています。
- 指導者が選手のサプリメント使用を把握しているのは、約3割にとどまります。
- 18歳未満は、ISSNの4つの条件に加え、保護者と医師への相談が前提です。
- 認証があっても、禁止物質の混入のリスクは「絶対に安心」とは言えません。
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この記事でわかること
- なぜ「一斉に飲ませる」は避けるのか
- 導入前に確かめる手順
- 未成年がいるチームの条件
- 混入と認証の考え方
「一斉に飲ませる」は、個人差を考えていない
日本スポーツ協会は、2022〜2023年に、指導者1,641人とアスリート439人にアンケートを行いました。結果は「サプリメント利用・活用コンセンサス2024」にまとまっています。
解説書によると、選手ごとに練習内容も食事の不足の程度も違います。そのため、チームで一斉に摂取させることは、個人差を考慮していないと述べています。
| 指導者の状況 | 割合の目安 |
|---|---|
| 選手のサプリ使用を把握 | 約3割 |
| 選手の身体活動量を把握 | 2割程度 |
| 栄養や食事の個別相談・指導 | 3割程度 |
| 栄養や食事の目標を設定 | 2割程度 |
※日本スポーツ協会の解説書にある、指導者の回答の目安です。
つまり、導入の前の「個別の把握」が、まだ十分でないチームが多いということです。
「お守り」にしない
解説書は、「これを飲まないと勝てない」と、お守りのように使わせないことを求めています。
同じ調査で、高校生以上の選手にサプリメントが欠かせないと考える指導者は、20〜40代で4割程度でした。
導入前に、確かめる手順
解説書は、利用を判断する前の確認として、食事や栄養素の摂取状況、目標量、研究結果、専門職への確認を挙げています。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1 食事の把握 | 選手ごとの食事と体格を確かめる |
| 2 認識の共有 | 「サプリメント」の範囲をそろえる |
| 3 根拠の確認 | メタ分析などの研究結果を見る |
| 4 専門職に確認 | 管理栄養士・公認スポーツ栄養士へ |
※日本スポーツ協会の解説書の考え方を、編集部が手順にしました。
食事の現状は、摂取量診断のようなツールで、たんぱく質などの過不足の目安を見る方法があります。
クレアチンの研究は、ISSNのクレアチン見解を日本語で整理:9つの結論と読み方で確かめられます。
専門職の探し方
日本スポーツ協会の解説書は、公認スポーツ栄養士を、日本スポーツ協会と日本栄養士会のサイトで探せると紹介しています。
管理栄養士・栄養士は、全国の栄養ケア・ステーションにも配置されています。
未成年がいるチームでは、ISSNの4つの条件を確認する
ISSNの見解は、18歳未満の使用を禁じる表示は、法的な予防措置だとしています。同時に、そうした年齢で飲んではいけないという科学的な証拠はないとも述べています。
そのうえで、若い競技者が飲んでよい条件を、次の4つ挙げています。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| a | 本格的で、指導のある競技の練習をしている |
| b | バランスのよい食事をとっている |
| c | クレアチンの適切な使い方を知っている |
| d | 推奨量を超えない |
※ISSN位置づけ(2017年)にある、若い競技者の条件です。
ISSNの見解でも、条件を満たせば誰でも飲んでよいという意味ではありません。18歳未満は、保護者と医師に相談してください。
未成年の判断の手順は、子どもがクレアチンを飲みたいと言ったら?部活の保護者の判断手順にまとめています。
混入と認証の考え方
日本スポーツ協会の解説書は、サプリメントはドーピング禁止物質ではないとしています。ただし、錠剤・カプセル・粉末・顆粒・液体の形状は、禁止物質が混入する可能性に注意が必要です。
安全性は認証の有無で確認できますが、絶対に安心ではないとも述べています。さまざまな角度から評価して使うことが求められます。
- 競技団体の規則と、大会の薬物のルールを、先に確認する。
- 製品の成分表示と、認証の有無を確かめる。
- 試合の直前に、初めての商品を試さない。
- 選手の使用状況を、記録しておく。
禁止薬物かどうかの整理は、クレアチンはドーピング?禁止薬物かどうかと認証の見方にあります。
持病や服薬のある選手、妊娠中の方は、飲む前に医師・薬剤師に相談してください。価格は、筋トレ最安ナビでも比べられます。
よくある質問
チーム全員に、同じ量のクレアチンを飲ませてよいですか?
避けてください。日本スポーツ協会は、チームで一斉に摂取させることは個人差を考慮していないと述べています。選手ごとに食事と体格を確かめ、本人が判断します。
指導者が、飲むことを勧めてもよいですか?
強い勧めは避けてください。国立スポーツ科学センターの調査では、利用のきっかけの情報源は指導者が37.0%で最多でした。専門職の意見を添えて、判断は本人に任せましょう。
中学生や高校生がいる場合は、どうしますか?
ISSNの4つの条件を確かめ、保護者と医師に相談してください。ISSNも、条件を満たせば誰でも飲んでよいとは述べていません。
認証マークがあれば、混入の心配はありませんか?
日本スポーツ協会は、認証で安全性を確認できるが、絶対に安心ではないとしています。大会前は、新しい商品を試さないことが大切です。
まとめ
チームで導入するなら、一斉に飲ませず、選手ごとの食事、研究の根拠、専門職の意見を確かめてから、本人が判断します。
未成年は、ISSNの条件に加えて、保護者と医師への相談が前提です。禁止物質の混入は、認証があっても絶対に安心とは言えません。
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FITPEAKの商品
ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。チームへの導入を勧めるものではありません。
FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。
外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。
出典
2026年10月に開いて確認しました。
- 日本スポーツ協会 スポーツ医・科学委員会「サプリメント利用・活用コンセンサス2024 解説書」
- Kreider RB, et al. International Society of Sports Nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation in exercise, sport, and medicine. J Int Soc Sports Nutr. 2017
- 松本ら「ジュニア選手とシニア選手におけるサプリメント利用実態の比較」Sports Science in Elite Athlete Support 1(2016)
- FITPEAK クレアショット 公式商品ページ
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