【6gを1回飲む試験】クレアチンとアルギニンの違いは?原料関係と根拠を比べる
アルギニンは、体内でクレアチンを作る原料の1つです。ただし別の成分で、6gを1回飲んだ2つの試験では、筋力の向上は見られませんでした。違いと選び方、注意点を整理しました。
監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。
アルギニンはクレアチンの原料と聞いて、クレアチンの代わりになるのか気になる方は多いです。
この記事では、クレアチンとアルギニンの違いを、ISSNの見解と2つの試験で整理します。(2026年10月確認)
クレアチンとアルギニンの違いは、原料と製品の関係です。6gを1回飲む試験で、アルギニンは筋力を上げませんでした。
- アルギニンは、体内でグリシンと一緒にクレアチンを作る原料の1つです。
- ただし別の成分で、アルギニンを飲めばクレアチンが増えるとは確認できていません。
- 6gを1回飲んだ2つの試験では、筋力や反復回数の向上は見られませんでした。
- 筋トレの出力を支えたいなら、研究の多いクレアチンを軸に、1gあたりの価格で選びます。
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この記事でわかること
- クレアチンとアルギニンは何が違うか
- アルギニンの試験:6gを1回飲んで分かったこと
- ISSNの見解:原料でも、飲めば増えるとは限らない
- 選び方・併用・価格の見方
クレアチンとアルギニンは何が違うか
クレアチンは、体内でアルギニンとグリシンから作られます。ISSNの見解は、主に肝臓と腎臓で作られると記しています。
アルギニンは、その原料の1つのアミノ酸です。名前の関係は近いですが、サプリとしては別の成分です。
| 項目 | クレアチン | アルギニン |
|---|---|---|
| 位置づけ | 体内で作られる成分 | クレアチンの原料 |
| 主な保管場所 | 骨格筋(約95%) | — |
| 試験の量の例 | 維持は3〜5g/日 | 6gを1回 |
※保管場所と維持量はISSNの見解、アルギニンの量は2つの試験にもとづきます。—は今回確認できていない項目です。
体内での作られ方は、クレアチンは体内でどう作られる?アルギニン・グリシン・メチオニンからの合成経路を図解で図にしています。
ほかの成分との違いは、クレアチンとタウリン・ベータアラニンなど他成分との違いを整理するも参考になります。
アルギニンの試験:6gを1回飲んで分かったこと
アルギニンの運動への効果は、1回量の試験が中心です。ここでは、2つの二重盲検試験を取り上げます。
| 試験 | 人数 | 量 |
|---|---|---|
| Alvares 2012 | 男性15人 | 6g(運動前) |
| Meirelles 2018 | 訓練男性12人 | 6g(60分前) |
※Alvares et al., Appl Physiol Nutr Metab 2012。Meirelles & Matsuura, J Sports Med Phys Fitness 2018。どちらもプラセボ対照です。
Alvaresの試験:血液量は増えたが、筋力は変わらず
アルギニンを飲んだ群は、運動後の回復中に、筋肉の血液量が有意に高くなりました。
一方、ピークトルクと仕事量は、プラセボと有意な差がありませんでした。著者は、筋力を高める補助として勧めるのは時期尚早だと述べています。
Meirellesの試験:反復回数に差はなかった
ベンチプレスとレッグエクステンションの反復回数は、アルギニン群とプラセボ群で有意な差がありませんでした。血中の一酸化窒素の指標も変わりませんでした。
著者は、運動前に1回飲む形では、筋力の補助としてアルギニンを支持しないと結論しています。
ISSNの見解:原料でも、飲めば増えるとは限らない
ISSNの見解は、体が1日に補う必要があるクレアチンを、1〜3g程度としています。その約半分は食事から入ります。
アルギニンは原料ですが、飲んだアルギニンがクレアチンになる量を示した資料は、今回確認できていません。
| 問い | 分かっていること |
|---|---|
| 原料になるか | なる(ISSNの見解) |
| 飲めばクレアチンが増えるか | 確認できていない |
| 1回量で筋力が上がるか | 2試験で見られず |
※ISSN 2017と、今回取り上げた2つの試験の整理です。長期の摂取の試験は、今回の範囲では確認していません。
筋肉内のクレアチンを増やす方法として、研究が積み上がっているのはクレアチン自体の摂取です。ローディング法は、クレアチンのローディング法とは?やり方とメリット・デメリットで説明しています。
なお、アルギニンの研究は、血圧など別のテーマでも行われています。この記事は、運動成績の観点だけを扱います。
選び方・併用・価格の見方
クレアチンとアルギニンは、別の成分です。筋トレの出力を支えたい場合の根拠は、クレアチンのほうが厚いです。
| こんな人 | 目安 |
|---|---|
| 筋トレの出力を支えたい | クレアチンを検討する |
| アルギニンが気になる | 試験の結果を知って選ぶ |
| 血圧の薬を使っている | 先に医師・薬剤師へ |
※選び分けは、編集部の案です。体質への合い方は個人差があります。
2つを併用した試験は、今回確認した範囲では見つかっていません。併用するなら、1つずつ試して体調を確かめる考え方があります。
価格は「1gあたり」で比べる
式は、価格÷成分の量(g)です。たとえば仮に、1,000円で250gなら、1gあたり4円です。
クレアチンの最新の価格は、筋トレ最安ナビ(クレアチン最安値ランキング)で比べられます。アミノ酸の商品は、EAA・BCAA最安値ランキングも使えます。
腎臓の病気や服薬がある方、妊娠中・授乳中の方、18歳未満の方は、飲む前に医師・薬剤師に相談してください。
よくある質問
アルギニンを飲めば、クレアチンは要らなくなりますか?
アルギニンは原料の1つですが、飲めばクレアチンが増えるとは今回確認できていません。筋力の向上も、6gの2つの試験では見られませんでした。
クレアチンとアルギニンは、一緒に飲んでもいいですか?
併用した試験は、今回確認した範囲では見つかっていません。飲むなら1つずつ試し、持病や服薬がある方は医師・薬剤師に相談してください。
アルギニンは、筋肉のパンプに役立ちますか?
Alvaresの試験では、運動後の回復中に筋肉の血液量が高くなりました。ただし、筋力の向上は伴っていません。
体内でクレアチンができるなら、サプリは不要ですか?
ISSNの見解では、1日1〜3gを補う必要があり、約半分は食事から入ります。サプリを使うかは、食事や目的で決めます。
まとめ
アルギニンは、体内でクレアチンを作る原料の1つですが、別の成分です。6gを1回飲んだ2つの試験では、筋力や反復回数の向上は見られませんでした。
選ぶときは、目的と根拠の厚さを確かめ、1gあたりの価格で比べるのが目安です。持病や服薬がある方は、飲む前に医師・薬剤師に相談してください。
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FITPEAKの商品
ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。筋力や運動成績を高めることをうたうものではありません。
FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。
外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。
出典
2026年10月に開いて確認しました。
- Kreider RB, et al. International Society of Sports Nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation in exercise, sport, and medicine. J Int Soc Sports Nutr. 2017
- Alvares TS, et al. Acute L-arginine supplementation increases muscle blood volume but not strength performance. Appl Physiol Nutr Metab. 2012
- Meirelles CM, Matsuura C. Acute supplementation of L-arginine affects neither strength performance nor nitric oxide production. J Sports Med Phys Fitness. 2018
- FITPEAK クレアショット 公式商品ページ
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