【10代は相談から】学生アスリートはクレアチンを飲んでよい?ISSNの4つの条件
学生アスリートのクレアチンは、保護者や医師・指導者に相談し、ISSNが示す4つの条件がそろうときだけ検討するものです。10代を対象にした安全性の試験はなく、食事と睡眠が先です。
監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。
部活や大会に打ち込む学生アスリートが、クレアチンを飲んでよいのか迷うことがあります。
この記事では、国際スポーツ栄養学会(ISSN)の見解と、10代の研究をまとめた2本のレビューをもとに、判断の手順を整理します。(2026年10月確認)
先に結論:学生アスリートのクレアチンは、保護者や医師・指導者に相談し、条件がそろうときだけ検討します。
- ISSNの見解は、条件つきで10代の使用を許容しています。
- 条件は、指導つきの本格的な練習・整った食事・正しい知識・推奨量を守ること、の4つです。
- 10代を対象にした研究は少なく、安全性を調べるための試験は確認できませんでした。
- 食事・睡眠・練習が先で、迷うときは飲まない選択もあります。
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この記事でわかること
- ISSNが示す4つの条件
- 10代の研究でわかっていること
- サプリより先に整えること
- 相談先と、飲まない選択
ISSNが示す学生アスリートの「4つの条件」
ISSNの見解では、クレアチンは若い選手にとって、条件つきで許容できる栄養戦略とされています。
見解は、次の4つに当てはまる若い選手に限って検討するよう示しています。
- 指導者のもとで、本格的な競技の練習をしている。
- バランスのよい食事をとっている。
- クレアチンの正しい使い方を知っている。
- 推奨された量を超えない。
| 条件 | 学生の確かめ方 |
|---|---|
| 指導つきの練習 | 顧問・コーチに伝えているか |
| 整った食事 | 1日3食と補食がとれているか |
| 正しい知識 | 量と注意点を説明できるか |
| 量を守る | 商品の表示を超えていないか |
※左の4条件はISSNの見解です。右の確かめ方は編集部の案です。
「18歳未満は不可」の表示をどう読むか
ISSNの見解は、18歳未満への注意書きは、科学的な根拠からは不要とみられる、としています。
ただし、この見解の作成には、サプリメント業界の団体から支援を受けた記載があります。見解だけで安全と決めず、他の研究も合わせて見ます。
未成年全般の考え方は、未成年・シニア層のクレアチン摂取に関するQ&Aでも整理しています。
10代の研究は少なく、安全性を調べた試験はない
2023年のレビューは、健康な子どもと10代へのクレアチンの研究を集めました。
PubMedなどから9,393件を調べ、13件の研究(268人)が残りました。平均年齢は11.5〜18.2歳です。
| 見たこと | レビューの結果 |
|---|---|
| 研究の質 | 全体として低い |
| 競技の成績 | 結果が一定しない |
| 競技の種類 | 85%がサッカーか水泳 |
| 安全性 | 調べるための試験はない |
※Metzgerらの2023年のレビュー(J Orthop)の記述です。
2018年のレビューは、10代の選手を対象にした8件の研究を整理しています。対象は15〜18歳前後で、水泳やサッカーの選手が中心です。
8件のうち、副作用がなかったと明記したのは3件で、5件は報告していません。胃腸の不調や血液・尿の異常の報告はありませんでした。
ただし、著者は「10代の使用を勧めるものではない」と明記し、安全性を直接調べた研究が必要だとしています。
研究で使われた量は、そのまま真似しない
これらの研究では、1日20g前後を5〜7日続ける例が多くありました。成人のローディングに近い量です。
学生がこの量を目安にする必要はありません。量の考え方は、クレアチンの1日の上限と飲みすぎで確認できます。
サプリより先に整えるのは、食事・睡眠・練習
MSDマニュアル家庭版は、クレアチンの効果は運動選手にとっても大きくはないとしています。
短い全力運動を繰り返す競技で、わずかに役立つ可能性がある、という位置づけです。
| 優先 | 整えること | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 食事 | 主食・主菜・乳製品を毎食 |
| 2 | 睡眠 | 毎日同じ時間に寝起き |
| 3 | 練習 | 顧問・コーチと計画を共有 |
| 4 | サプリ | 上の3つの後に検討 |
※優先順位は、ISSNの条件(食事と指導)をもとにした編集部の案です。
食事のたんぱく質の量は、高タンパク食品ランキングで食品ごとに確かめられます。
体重と大会の規則にも気をつける
ISSNの見解は、一貫して報告されている副作用は体重増加だけとしています。階級のある競技では、計量への影響を考えます。
体重の増え方は、クレアチンで体重増加する?何kg増えるかで解説しています。
大会や学校の規則は、クレアチンはドーピング?とあわせて、顧問に確かめてください。
相談先と、飲まない選択
学生アスリートが判断するときは、1人で決めず、次の人に順番に相談します。
- 保護者に、飲みたい理由と調べた内容を話す。
- 顧問・コーチに、練習と食事の状況を伝える。
- 医師・薬剤師に、持病や服薬があるかを確かめる。
- 商品の表示を読み、量と原材料を3人で見る。
MSDマニュアル家庭版は、腎機能障害の既往がある人や、腎機能に影響する薬を使っている人は避けるよう記載しています。
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 腎臓の病気・服薬中 | 飲む前に医師へ相談 |
| 保護者の同意がない | 始めない |
| 食事が不規則 | 先に食事を整える |
| 商品の表示が不明 | 選ばない |
※対応は、MSDマニュアルの注意と、ISSNの条件をもとにした編集部の案です。
腎臓については、クレアチンは腎臓に悪い?公的機関・研究レビューの見解で整理しています。
買う前の確認は、クレアチンの選び方も役立ちます。
よくある質問
高校生や中学生でもクレアチンを飲めますか?
ISSNの見解は、条件つきで許容できるとしています。ただし、10代の安全性を調べた試験はありません。保護者と医師・薬剤師に相談してから決めてください。
10代の推奨量は、何gですか?
ISSNの見解は「推奨量を超えない」ことを条件にしていますが、10代専用の量は示していません。商品の表示と、医師・薬剤師の助言に従ってください。
学生は、ローディングをしたほうがいいですか?
10代の研究では20g前後の例が多くありました。ただし、その量を勧める根拠は確認できていません。商品の表示と医師の助言に従ってください。
プロテインとクレアチンのどちらを先に選べばいいですか?
ISSNの条件は、整った食事が前提です。まず食事とたんぱく質を整え、そのうえでクレアチンを検討する順番をおすすめします。
まとめ
学生アスリートのクレアチンは、ISSNの4つの条件を確かめ、保護者と医師・指導者に相談してから検討します。10代を対象にした安全性の試験はなく、研究の質も高くありません。
食事・睡眠・練習が先です。迷うときは飲まない選択もあります。買う前に、最安ナビで価格と内容量も比べておくと安心です。
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FITPEAK内のページです。表示は確認時点の価格です(2026年10月)
FITPEAKの商品
ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。学生の成績や体づくりを高めることをうたうものではありません。
FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。
外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。
出典
2026年10月に開いて確認しました。
- Kreider RB, et al. International Society of Sports Nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation in exercise, sport, and medicine. J Int Soc Sports Nutr. 2017
- Jagim AR, et al. Safety of Creatine Supplementation in Active Adolescents and Youth: A Brief Review. Front Nutr. 2018
- Metzger GA, et al. Creatine supplementation in the pediatric and adolescent athlete: A literature review. J Orthop. 2023
- MSDマニュアル家庭版「クレアチン」(2025年7月更新)
- FITPEAK クレアショット 公式商品ページ
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