【ジャンプ力には報告あり】クレアチンは走り幅跳びなど跳躍に役立つ?記録は未確認
クレアチンはジャンプ力に好ましい結果が報告されていますが、走り幅跳びなど跳躍種目の記録を調べた研究は確認できませんでした。研究、体重の注意、飲み方を整理しました。
監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。
走り幅跳び、高跳び、三段跳びなどの跳躍は、助走のスピードと踏み切りの力が勝負です。クレアチンとの相性を気にする選手は多いです。
この記事では、ジャンプ力を調べた研究を整理して、わかったことと、まだわからないことを分けて説明します。(2026年10月確認)
先に結論:クレアチンはジャンプ力に好ましい報告がありますが、走り幅跳びなどの競技の記録は未確認です。
- 短距離・跳躍選手45人の試験で、連続ジャンプの前半の成績が7〜12%上がりました。
- 競技者をまとめた分析では、ジャンプ力に小さな効果が報告されています。
- 陸上の栄養ガイドは、クレアチンを跳躍・投てき選手の選択肢の1つに挙げています。
- 跳躍選手は体重が成績に関わるため、体重の増加は慎重に見る必要があります。
筋トレ最安ナビで最安を比べる
FITPEAKの価格ページ(クレアチン)に移動します。価格は変わることがあります(2026年10月確認)
この記事でわかること
- 跳躍種目で確認できたこと・できなかったこと
- ジャンプ力を調べた研究
- 跳躍選手の体重の事情
- 飲む前の確認
跳躍種目で確認できたこと・できなかったこと
編集部は、PubMedで、クレアチンと走り幅跳び・高跳び・三段跳び・棒高跳びなどを組み合わせて調べました。
その結果、跳躍種目の記録を、クレアチンで比べた試験は見つかりませんでした。見つかったのは、ジャンプ力を測った研究です。
2019年の陸上の栄養に関する合意声明は、クレアチンを、根拠のあるサプリの1つに挙げています。ただし、その価値は種目の特徴によると書いています。
同じ年の、跳躍・投てき・混成競技の栄養ガイドは、時期を分けた使い方を挙げています。対象は、クレアチン、カフェイン、β-アラニンです。
| 見る点 | 確認できたこと |
|---|---|
| 跳躍種目の記録 | クレアチンの試験は未確認 |
| 陸上の合意声明 | 根拠のあるサプリの1つ |
| 跳躍の栄養ガイド | 時期を分けて使う案 |
| ジャンプ力の研究 | 好ましい報告あり |
※調査の範囲は、PubMedの検索です。見落としがある可能性もあります。
見解の全体は、ISSNのクレアチン見解を日本語で整理:9つの結論と読み方で整理しています。
ジャンプ力を調べた研究
跳躍に近い動きを調べた研究は、いくつかあります。競技の記録ではなく、ジャンプの高さや回数の研究です。
短距離・跳躍選手の試験(1997年)
対象は、短距離走者と跳躍選手45人です。クレアチンと偽薬を比べる二重盲検で、クレアチンは1日20gを5日間でした。
45秒間の連続ジャンプで、前半の成績が上がりました。最初の15秒で7%、次の15秒で12%です。
最後の3分の1では、差がありませんでした。
著者は、最大の出力を保てる時間が延びたと結論しています。一発の跳躍の高さや、競技の記録を測ったものではありません。
競技者をまとめた分析(2025年)
さまざまなサプリを調べた35本の試験(競技者991人)を、まとめたネットワークメタ分析があります。
クレアチンはジャンプ力で、標準化平均差0.30(信頼区間0.07〜0.53)でした。証拠の確かさは「中程度」と評価されています。
バレーボール選手の分析(2025年)
バレーボール選手838人・35本の試験の分析でも、クレアチンは垂直跳びの高さに有効とされました。ただし証拠は低〜中程度で、予備的です。
| 研究 | ジャンプへの結果 |
|---|---|
| 短距離・跳躍選手 | 連続ジャンプの前半が上昇 |
| 競技者の分析 | 小さな効果(中程度の確かさ) |
| バレー選手の分析 | 垂直跳びで有効(予備的) |
※いずれも競技の記録ではありません。競技者の分析は、さまざまな競技をまとめたものです。
跳躍選手の体重の事情
跳躍の栄養ガイドは、跳躍選手は体重が軽い傾向があり、パワーと体重のバランスが大切だと説明しています。
クレアチンは、体重が増えることがあります。メタ分析などでも、体重の増加は報告されています。
体重が増えることが、跳躍にどう影響するかは、研究で確かめられていません。以下は編集部の整理です。
| 場面 | 理屈の近さ | 注意 |
|---|---|---|
| 踏み切りの力 | 近い | ジャンプで報告あり |
| 助走の加速 | 近い | 反復では報告あり |
| 空中での姿勢 | 遠い | 根拠なし |
| 体重の管理 | 注意 | 増加は記録する |
※「理屈の近さ」は編集部の整理で、効果を示すものではありません。
混成競技のように、種目の特徴が混在する場合は、時期を分けて試す案がガイドに示されています。
飲み始めたら、体重と跳躍の感覚を、毎日記録してください。体重の変化を、自分の記録で確かめるのが確実です。
体重増加の中身は、クレアチンで体重増加する?何kg増えるか・水太りとの違い・やめたら戻るかで説明しています。
体重の変化に応じた量の見直しは、体重が変化したときクレアチンの摂取量をどう見直す?が参考になります。
飲む前の確認
飲むなら、量は見解の範囲で
- ローディングをする場合:体重1kgあたり約0.3gを5〜7日。
- そのあとの維持量:1日3〜5g。
- 急がない場合:1日3〜5gを続け、3〜4週間かけて貯蔵量を増やす。
ローディングの手順は、クレアチンのローディングとは?やり方・体重別の量とメリット・デメリットで確認できます。
ISSNの見解は、一貫して報告される副作用は体重増加だけだとしています。ただし、これは健康な人の長期の報告にもとづく説明です。
こんな人は、飲む前に相談を
- 腎臓の病気がある方、腎機能に影響する薬を使っている方は、医師に相談する。
- 妊娠中・授乳中の方は、自己判断で始めない。
- 18歳未満は、保護者と指導者、医師に相談する。
MSDマニュアル家庭版は、腎機能障害の既往がある人は避けるよう記載しています。未成年については、未成年・シニア層のクレアチン摂取に関するQ&Aを確認してください。
大会のルールや、サプリメントの扱いも確認しておきましょう。禁止薬物かどうかは、クレアチンはドーピング?禁止薬物かどうかと認証の見方で整理しています。
食事全体のたんぱく質は、高タンパク食品ランキングで確かめられます。
よくある質問
クレアチンを飲むと、走り幅跳びの記録は伸びますか?
走り幅跳びの記録を、クレアチンで比べた試験は確認できませんでした。伸びるとも伸びないとも言えません。
ジャンプ力は上がりますか?
短距離・跳躍選手の試験や、競技者をまとめた分析で、好ましい報告があります。ただし効果は小さく、競技の記録とは別の話です。
体重が増えると、跳躍に不利になりませんか?
体重の増加は報告されていますが、跳躍の記録への影響は確かめられていません。体重と記録を並べて、自分で確かめてください。
試合の前日だけ飲んでも意味はありますか?
貯蔵量が満たされるまで、数日から数週間かかるとされています。前日だけでは、変化は期待しにくいと考えられます。
中高生の陸上部でも飲んでよいですか?
ISSNの見解には条件があります。自己判断せず、保護者・指導者・医師に相談してください。
まとめ
クレアチンはジャンプ力に好ましい報告がありますが、走り幅跳びなど跳躍種目の記録を調べた研究は確認できませんでした。効果は断定できません。
跳躍選手は体重が成績に関わります。飲むなら、ISSNの見解にある量の範囲で、体重と体調を記録してください。持病や服薬がある方、未成年は医師・薬剤師に相談してください。
筋トレ最安ナビで最安を比べる
FITPEAK内のページです。表示は確認時点の価格です(2026年10月)
FITPEAKの商品
ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。跳躍の記録を高めることをうたうものではありません。
FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。
外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。
出典
2026年10月に開いて確認しました。
- Bosco C, et al. Effect of oral creatine supplementation on jumping and running performance. Int J Sports Med. 1997
- Deng B, et al. Effects of different dietary supplements combined with conditioning training on muscle strength, jump performance, sprint speed, and muscle mass in athletes. Front Nutr. 2025
- Sygo J, et al. Fueling for the Field: Nutrition for Jumps, Throws, and Combined Events. Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2019
- Burke LM, et al. International Association of Athletics Federations Consensus Statement 2019: Nutrition for Athletics. Int J Sport Nutr Exerc Metab. 2019
- Du H, et al. Effects of Nutritional Supplements on Explosive Lower Limb Performance in Volleyball Players: A Systematic Review and Network Meta-Analysis. Nutrients. 2025
- Kreider RB, et al. International Society of Sports Nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation in exercise, sport, and medicine. J Int Soc Sports Nutr. 2017
- MSDマニュアル家庭版「クレアチン」(2025年7月更新)
あわせて読む
コメント
この記事について思ったことを書けます。誤解を招くのを避けるため、誘導のある宣伝、他者への中傷、個人情報、法令に反する内容は公開しません。体調や治療に関わる判断は、必ず専門家にご相談ください。