【血中+15µmol/L】クレアチンとグアニジノ酢酸(GAA)の違いは?人の試験は24人と48人
グアニジノ酢酸(GAA)は、体内でクレアチンになる手前の物質です。人での試験は24人と48人の6週間が中心で、血中クレアチンは増えましたが、クレアチンとの比較や長期の安全性は未確認です。
監修ではなく、公開されている研究・公的情報・公式の案内をもとにした編集部の解説です。医療の判断はできません。
クレアチンの商品や記事で、グアニジノ酢酸(GAA)という名前を見かけて、違いが気になる方もいるでしょう。
この記事では、クレアチンとGAAの関係を、ISSNの見解と人での2つの試験から整理します。(2026年10月確認)
先に結論:GAAは、体内でクレアチンが作られる途中の物質で、クレアチンそのものではありません。
- 体内ではアルギニンとグリシンからGAAができ、メチル基がつくとクレアチンになります。
- 24人が2.4gを6週間飲んだ試験では、血中クレアチンが平均31.5から46.8µmol/Lに、約15増えました。
- 同じ試験で、血中ホモシステインの上昇や、クレアチニンの高値の人が多い結果も出ています。
- クレアチン一水和物と比べた長期の研究は、今回確認できませんでした。
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この記事でわかること
- GAAとクレアチンの関係
- 人での試験で分かったこと
- クレアチンとの違いと選び方の考え方
- 分かっていないことと飲む前の確認
GAAは、クレアチンになる手前の物質
ISSNの見解によると、クレアチンの約半分は食事から、残りは主に肝臓と腎臓で作られます。
材料はアルギニンとグリシンです。酵素AGATがこの2つからGAAを作り、別の酵素GAMTがメチル基をつけてクレアチンにします。
つまりGAAは、クレアチンの1つ前の物質です。化学の名前は、グアニジノ酢酸(グアニジノ酢酸塩)です。
| 項目 | クレアチン | GAA |
|---|---|---|
| 体内での位置 | 完成した物質 | 1つ前の物質 |
| メチル基 | あり | なし |
| 食べ物の中 | 肉・魚に含まれる | — |
| ISSNの扱い | 一水和物を推奨 | さらなる研究が必要 |
※体内の流れと、ISSNの扱いは、2017年のISSN見解の記述にもとづきます。食べ物の中のGAAの量は、今回確認できませんでした。
ISSNの見解の9つ目の結論は、一水和物とあわせて、GAAなどの前駆体の医学的な利点も研究が必要としています。
クレアチンそのものの基礎は、クレアチンとは何か?基礎知識をゼロから解説にまとめています。
人での試験は24人と48人。血中クレアチンは約15µmol/L増えた
人にGAAを飲んでもらった試験は、同じ研究者のOstojicらが2013年と2014年に発表しています。
2013年の試験(24人)
対象は、健康で運動習慣のある24人(男女12人ずつ)です。GAA 2.4gかプラセボを、6週間飲みました。
| 項目 | GAA群 | プラセボ群 |
|---|---|---|
| 血中クレアチン | 31.5→46.8 | 33.1→33.7 |
| 副作用の報告 | 7/12人 | 5/11人 |
| クレアチニン高値 | 10/12人 | 1/11人 |
| ホモシステイン | 平均+2.6 | — |
※血中の単位はµmol/Lです。副作用の報告の差は統計的に有意ではありませんでした(P=0.68)。ホモシステインはGAA群の増加幅です。
著者は、GAAは体内でクレアチンになり、副作用は許容できる範囲と結論しています。一方で、クレアチニンが基準を超えた人は、GAA群で多く出ました。
2014年の試験(48人)
健康な48人が、1.2g・2.4g・4.8gのGAAかプラセボを6週間飲みました。
4.8gの群は、1.2gや2.4gの群より、血中のGAAとクレアチンの上昇が大きい結果でした。ホモシステインは、GAA群で平均3.5µmol/L上がり、量による差はありませんでした。
血中のビタミンB群は変わりませんでした。著者は、ビタミンB群を使い切らずにクレアチンが増えた、と述べています。
クレアチンとの違いは、研究の量と比較の有無
クレアチン一水和物は、ISSNの見解で多くの人での試験が整理され、効果と安全性の根拠がいちばん厚い形です。
GAAは、血中のクレアチンが増えることは示されました。ただ、筋力や体づくりでクレアチンより良いかを比べた研究は、今回確認できませんでした。
| 観点 | クレアチン一水和物 | GAA |
|---|---|---|
| 人での研究 | 多い | 少人数・短期 |
| 血中クレアチン | 増える | 増える(6週間) |
| 両者の比較 | — | 確認できず |
| 気になる点 | 体重増加など | クレアチニン・ホモシステイン |
※「研究の量」は、今回確認した文献の範囲での整理です。クレアチン一水和物の安全性は、クレアチンは腎臓に悪い?公的機関・研究レビューの見解で扱っています。
編集部の選び分け
- 向く人:成分の違いを知りたい人。まず一水和物の情報を軸に比べる。
- 向かない人:量や安全面を自分で判断しきれない人。GAAを自己判断で試すのは避ける。
選ぶ前に価格を比べたい方は、筋トレ最安ナビ(クレアチン最安値ランキング)で、1gあたりの価格を確かめられます。
分かっていないことと、飲む前の確認
2つの試験は、どちらも若い健康な人で、期間は6週間です。長く飲んだときの影響や、高齢者・持病のある人での結果は分かっていません。
2013年の試験の著者も、人数が少ないこと、筋肉の中のクレアチンを測っていないことを限界として挙げています。
クレアチニンの値は、腎臓の検査にも使われます。クレアチンの摂取と検査値の関係は、クレアチン・クレアチニン・クレアチンキナーゼの違いで整理しています。
こんな人は、飲む前に相談を
- 腎臓の病気がある方、服薬中の方は、医師・薬剤師に相談する。
- 妊娠中・授乳中の方は、自己判断で始めない。
- 18歳未満は、保護者と指導者に相談する。
よくある質問
グアニジノ酢酸(GAA)とクレアチンは同じものですか?
同じではありません。GAAは体内でクレアチンが作られる1つ前の物質で、メチル基がついたものがクレアチンです。
GAAを飲むと、血中のクレアチンは増えますか?
24人が2.4gを6週間飲んだ試験で、血中クレアチンは平均31.5から46.8µmol/Lに増えました。筋肉の中の量は測られていません。
GAAはクレアチン一水和物より良いのですか?
比べた人での研究は、今回確認できませんでした。根拠の厚さでは、一水和物のほうが多くの研究で整理されています。
GAAで気をつける点はありますか?
2つの試験で、ホモシステインの上昇が報告されています。2013年の試験では、クレアチニンの高値の人も多く出ました。持病がある方は医師に相談してください。
まとめ
GAAは、体内でクレアチンになる1つ前の物質です。人での試験は24人と48人の6週間で、血中のクレアチンは増えました。
ただし、クレアチンとの比較や長期の安全性は未確認です。迷ったときは、研究の厚い一水和物の情報を軸に比べてください。
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FITPEAKの商品
ここからは、FITPEAKの自社商品の紹介です。GAAの働きや、運動成績を高めることをうたうものではありません。
FITPEAK クレアショットは、1本にクレアチン3,000mgを入れた、スティック個包装の食品です。定期購入のみのご案内で、予約を受け付けています。
外出先でも持ち運べる点が特長です。初回のお届けは2026年12月上旬の予定です。価格や詳細は商品ページで確認してください(2026年10月確認)。
出典
2026年10月に開いて確認しました。
- Kreider RB, et al. International Society of Sports Nutrition position stand: safety and efficacy of creatine supplementation in exercise, sport, and medicine. J Int Soc Sports Nutr. 2017
- Ostojic SM, et al. Creatine metabolism and safety profiles after six-week oral guanidinoacetic acid administration in healthy humans. Int J Med Sci. 2013
- Ostojic SM, et al. Dose-response effects of oral guanidinoacetic acid on serum creatine, homocysteine and B vitamins levels. Eur J Nutr. 2014
- FITPEAK クレアショット 公式商品ページ
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