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ボディビル・フィジーク

学生が出られるボディビル大会 高校生・大学生・23歳以下の大会と条件2026

公開 ・ KINNIKU TIMES 編集部 ・ 読了目安 11分
第60回全日本学生ボディビル選手権大会の横断幕の前で、団体準優勝の賞状を手に喜ぶ東京大学B&W部の部員たち
SUMMARY|この記事の要約

高校生・大学生が出られるボディビル・フィジーク大会を2026年の公式資料でまとめた。JBBFの全国高校生選手権と日本ジュニアの年齢条件・クラス・出場料、第60回全日本学生ボディビル選手権と関東学生大会、ベストボディ・サマスタ・マッスルゲート・FWJの学生の扱いを解説する。

高校生が出られる主なボディビル大会は、JBBFの全国高校生男子ボディビル選手権と全国高校生メンズフィジークだ。大学生には全日本学生ボディビル選手権があり、23歳以下ならJBBFのジュニア大会にも出られる。ベストボディ・ジャパンとサマースタイルアワードの通常の大会は高校生不可である。

2026年10月21日 公開|KINNIKU TIMES 編集部

本記事は、日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の2026年の大会要項と「JBBF主催選手権大会一覧表(出場資格)」、ベストボディ・ジャパン協会(BBJ)、サマースタイルアワード(SSA)、マッスルゲート(MUSCLE GATE)、フィットネス・ワールド・ジャパン(FWJ)の公式サイト、東京大学の発表を10月21日時点で確認し、高校生・大学生が出られる大会と年齢条件をまとめた。

JBBF公式の大会一覧を見る

学生が出られるボディビル大会は?高校生・大学生・ジュニアの一覧

学生向けの大会は、「高校生だけの大会」「大学生の大会」「年齢で区切るジュニアの大会」の3種類に分けられる。下の表は、2026年に開かれた主な全国大会と、学生も出られる年齢区分のある団体をまとめたものである。

大会・部門 対象 2026年の開催
JBBF 全国高校生男子ボディビル選手権大会(第21回) 日本の高校に在学し、2026年12月31日時点で16〜20歳の男子 8月16日・京都テルサ
JBBF 全国高校生メンズフィジーク チャンピオンシップス 全国高校生男子ボディビルの出場資格に準ずる 8月15日・京都テルサ
JBBF 日本ジュニア男子ボディビル選手権大会(第38回) 2026年12月31日時点で15〜23歳の男子 8月16日・京都テルサ
JBBF 日本ジュニア クラシックフィジーク選手権大会(第2回) 同上(15〜23歳の男子) 8月16日・京都テルサ
JBBF オールジャパン ジュニア フィットネス チャンピオンシップス 2026年12月31日時点で23歳以下(要項のクラスは16〜23歳)。ボディフィットネス、ビキニフィットネス、メンズフィジーク 8月15日・京都テルサ
全日本学生ボディビル選手権大会(第60回) 大学生(地方の学生大会を経て出場) 9月27日・東京大学安田講堂
サマースタイルアワード 甲子園部門 18歳までの男子高校生(在学問わず) 部門一覧に掲載(開催大会は公式で確認)
マッスルゲート ジュニア(23歳以下) 出場は原則16歳以上 各地方大会・ゴールドジムジャパンカップ
FWJ メンズフィジーク ティーン/ジュニア ティーン15〜17歳、ジュニア17〜20歳(ビキニもジュニア17〜20歳) 各大会(例:11月7日 West Japan Championships)

年齢の数え方は「その年の12月31日時点」が多い。JBBFの高校生・ジュニア大会もこの方式で、たとえば日本ジュニアは2003年1月1日から2010年12月31日生まれが対象と生まれ年で示されている。

高校生が出られる大会は?JBBFの全国高校生選手権

高校生にとって最大の舞台が、JBBFの全国高校生男子ボディビル選手権大会だ。2026年は第21回大会が8月16日に京都テルサ(京都市南区)で開かれた。前日の8月15日には同じ会場で全国高校生メンズフィジークも行われた。出場資格はJBBFの一覧表で次のように定められている。

項目 全国高校生男子ボディビル選手権(2026年)
年齢・在学 日本に所在する高等学校に在学中で、2026年12月31日時点で16歳以上20歳以下の男子
競技経験 ボディビル以外でも、身体に自信のあるスポーツ選手の出場も可
国籍・居住 国籍は問わない。1年以上日本に継続して在住している者
選手登録 高校生の大会に限り、特例でオープン選手登録でも出場可能。アンチドーピング講習の受講が必要
クラス ボディビル:170cm以下級・170cm超級(オーバーオール決定戦あり)/メンズフィジーク:172cm以下級・172cm超級
出場料 1,100円(税込)
観戦料 全席指定3,300円、18歳未満1,650円(税込)

出場料が1,100円と、一般の大会に比べてかなり低く抑えられているのが特徴だ。また、高校生の大会だけはJBBFのクラブ登録や個人登録がなくても、オープン登録で出られる。ただし同じ日の日本ジュニアにも出たい場合は、公認クラブ登録か個人登録が必要になると要項に書かれている。

未成年でもドーピング検査の対象になる

JBBFの高校生・ジュニア大会の審査規程には、大会が日本ドーピング防止規程に基づく検査対象大会であること、未成年の選手はエントリーした時点で検査の実施について親権者から同意を得たものとみなすことが明記されている。治療で薬を使っている場合の手続き(TUE申請)を含め、保護者と一緒に要項を読んでおきたい。

ベストボディとサマスタは高校生不可、例外は「甲子園部門」

団体によっては高校生が出られない。ベストボディ・ジャパン協会のよくある質問は、「18歳からとあるが高校生は出場可能か」という問いに「高校生は出場できません」と答えている。サマースタイルアワードも、地区予選の参加資格を「18歳以上の男女(高校生不可)」としている。一方でSSAは、18歳までの男子高校生を対象にした「甲子園部門」を設けている。マッスルゲートは静岡大会の要項で出場資格を「原則16歳以上」としており、16歳以上の高校生も出場できる。

第60回全日本学生ボディビル選手権大会のステージでポーズを取る東京大学B&W部の選手
画像:東京大学「B&W部が全日本学生ボディビル選手権大会で団体準優勝!」より

大学生の大会は?全日本学生ボディビル選手権と地方の学生大会

大学生の頂点は全日本学生ボディビル選手権大会だ。東京大学の発表によると、2026年は第60回大会が9月27日に東京大学安田講堂で開かれ、安田講堂での開催は大会史上初めてだった。同大学の運動会ボディビルアンドウエイトリフティング部(B&W部)は4年の岡野陸選手が3位に入るなど3人が入賞し、団体準優勝となった。

全日本学生の前には地方の学生大会がある。同じ発表では、9月20日にルネこだいらで開かれた第66回関東学生ボディビル選手権大会で岡野選手が個人優勝し、全日本学生大会への出場権を得たと書かれている。さらに、関東学生大会のエントリーは289人で、10年前の約6.5倍に増えたという。学生ボディビルの人気の高まりを示す数字だ。

大会(2026年) 日程・会場 KINNIKU TIMESの記事
第66回関東学生ボディビル選手権大会 9月20日・ルネこだいら(東京都小平市)。エントリー289人 関東学生ボディビル2026結果
第60回全日本学生ボディビル選手権大会 9月27日・東京大学安田講堂 全日本学生ボディビル選手権の記事

学生大会の特徴は、個人戦と並んで大学ごとの団体戦があることだ。部員が揃って仲間を応援するため客席の熱気も大きく、ボディビル名物のユニークな掛け声は学生の大会で生まれたのではないか、という見方もある(ボディビルの掛け声一覧)。関東学生フィジークの結果は関東学生フィジーク2026結果で報じた。なお、全日本学生ボディビル選手権の出場条件を定めた大会要項は、今回公開されたものを確認できなかった。出場を考える人は、所属大学の部や地方の学生連盟に確認してほしい。

全日本学生ボディビル選手権大会のステージでフロント・ダブル・バイセップスのポーズを取る東京大学B&W部の選手
画像:東京大学「B&W部が全日本学生ボディビル選手権大会で団体準優勝!」より

23歳以下が狙えるジュニアの大会とクラス

大学生や社会人1年目の選手は、年齢で区切るジュニアの大会にも出られる。JBBFでは日本ジュニア男子ボディビルが「JOCジュニアオリンピックカップ」として行われ、アジア・世界選手権の派遣候補選考大会も兼ねる。2026年のクラスと出場料は次のとおりだ。

大会 クラス 出場料(税込)
日本ジュニア男子ボディビル 60kg以下級・65kg以下級・70kg以下級・75kg以下級・75kg超級 5,500円
日本ジュニア クラシックフィジーク 168cm以下級・171cm以下級・175cm以下級・175cm超級(身長に応じた体重上限あり) 5,500円
オールジャパン ジュニア フィットネス ボディフィットネス・ビキニフィットネスはオーバーオール、メンズフィジークは168cm・172cm・176cm・176cm超 5,500円

JBBFのジュニア大会に出るには、公認クラブ登録または個人登録とアンチドーピング講習の受講が必要で、日本国籍を有し日本に継続して在住していることが条件だ。高校生の大会のようなオープン登録の特例はない。団体ごとの仕組みの違いはJBBFとは、JBBFが公表した2026年度のジュニアの階級変更はJBBFの2026年度変更点の記事で解説している。

よくある質問

高校生でもボディビル大会に出られますか

出られる。JBBFの全国高校生男子ボディビル選手権と全国高校生メンズフィジークは、高校に在学する16〜20歳(その年の12月31日時点)の男子が対象だ。マッスルゲートは原則16歳以上、FWJはメンズフィジークに15〜17歳のティーンクラスがある。

ベストボディ・ジャパンやサマスタに高校生は出られますか

ベストボディ・ジャパンは公式のよくある質問で高校生は出場できないと明記している。サマースタイルアワードも地区予選は18歳以上で高校生不可だが、18歳までの男子高校生を対象にした「甲子園部門」がある。

大学生はどの大会に出ればよいですか

大学のボディビル部に所属しているなら、関東学生などの地方の学生大会から全日本学生ボディビル選手権を目指すのが一般的な道だ。23歳以下ならJBBFの日本ジュニアやオールジャパンジュニアフィットネスにも出られる。

高校生の大会の出場料はいくらですか

2026年のJBBF全国高校生男子ボディビル選手権と全国高校生メンズフィジークの出場料は、どちらも1,100円(税込)だった。日本ジュニア男子ボディビルとオールジャパンジュニアフィットネスは5,500円(税込)である。

未成年がサプリメントを使うときの注意はありますか

JBBFの高校生・ジュニア大会はドーピング検査の対象で、未成年でも検査を受ける。サプリメントによっては禁止物質を含むおそれがあるため、使う場合は成分を確認し、保護者や指導者と相談してほしい。食事で必要な栄養をとることが基本である。

KINNIKU TIMESの視点

学生のボディビルは、関東学生大会のエントリーが10年で約6.5倍になったという東京大学の発表が示すとおり、いま最も勢いのある層の一つだ。高校生には出場料1,100円で全国大会に挑戦できるJBBFの全国高校生選手権があり、大学生には団体戦で盛り上がる学生大会がある。若いうちに大会を経験しておくことは、トレーニングの目標づくりにも、仲間づくりにもつながる。

一方で、成長期の減量には注意が要る。大会に向けて体重を急に落とすと、学業や部活動、体の成長に影響しかねない。高校生はまず筋力と体づくりを優先し、減量は短く穏やかにとどめることを勧める。安全な始め方は中学生・高校生の筋トレは何歳から?にまとめている。自分の筋力が同年代でどのくらいかは筋トレ偏差値で確かめられる。トップ選手の経歴はボディビル選手名鑑で、学生時代から活躍した選手も多い。

JBBF公式の出場資格一覧(PDF)を見る

出典

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